綴々

作間龍斗さんのこと、神宮寺勇太くんのこと

表現の自由

アイドルをやっていると、「ファンが見たい自分」と「ファンに見せたい自分」との間に葛藤が生まれると思うのですが

ファンに求められているパフォーマンスのひとつとして「ファンサ」があると思います。

うちわを持つことは目に見える人気投票だと思うので、本人達はうちわの数が指標になるため、ファンはなるべくうちわを持ってあげた方が良いのかなとは思いますが、対1で個人的に行うファンサについてはどうなのだろうと以前から思うことがありました。


先日入ったじゃんぷコンでも思ったことですが、ステージであれだけ魅せてもまだ求める?と思うほどファンサを求めるうちわの多さに驚きました。

そもそも対1で応えるファンサはいるのか疑問ですが、人気が上がりファンの数が増えることはすなわちうちわの数が増えるわけで、ファン全員のうちわに応えることが出来なくなるのは当然だと思います。


では最高のファンサービスとは何か

見ている人が平等に幸せな気持ちになれるものであるべきだと思うんですよね。それは歌でもダンスでも何でも


最近はっとしたつぶやきがステージ上でメンバー同士が絡み合うこともファンサだということ。


「ワチャワチャした様子だけでも女の子ってキュンキュンくる」

Jrの真実でan an編集長も言っていました。


JPNツアーの映像で颯くんが嶺亜くんをお姫様抱っこしてくるくる回る図が映っていましたが、まさにあれは見た人みんながほっこりする絡み合うことがファンサの素晴らしいワンシーンだったと思います。

ある時から神宮寺くんがあまりファンサをしなくなったということが以前ツイッターで話題になりました。

ただ神宮寺くんも見ているとJr間でじゃれ合ったり絡むことが多いと感じます。(特にじぐいわがひどい)(かわいいから何でもいいけど)

クリエやジュニラン公開収録でも露わになりましたがセクボ内でMCの回しを担当している神宮寺くん。

常に周りの様子を気遣い伺いながら盛り上げようとする姿が印象的で、ファンと一体になり楽しんでもらおうと曲中もよく客席を煽っていました。うちわを何枚も持つことよりも前に一緒に手を挙げて盛り上がって欲しかったんだと思います。MC中も客席との距離感や温度差を意識したトークをしていたように思います。


ステージでどうあるべきか、ファンとの向き合い方、きっと彼なりに色々悩んでいるのだろうと感じた5月でした。


見せたい自分を素直に表現し今出来る最高のものを届けてくれればいい、ファンはそれを素直に受けとる、そんなシンプルな関係でいいと思います。

その努力の賜物こそが最高のファンサービスでありパフォーマンスであると私は思います。

完璧を求めているわけではない。


未成熟な可愛らしさ、身近な親しみやすさが歌手でもダンサーでもないアイドルの魅力だと思います。

これからも一生懸命なアイドル神宮寺くんを応援していきたいです。